バッジのはなし①

およそ士業というものには襟につけるバッジが存在します。ひまわりとはかりを模した弁護士バッジはテレビドラマ等の影響もあり、あまりにも有名ですね。公認会計士や税理士にももちろんバッジが存在します。

まず、こちらは公認会計士のバッジです。公認会計士の登録が完了すると、書類と一緒に送られてきます。

ご覧のとおり、デザインは楕円形でその中は正方形の市松模様のようになっています。その意味するところは、楕円形が公認会計士のグローバルなイメージ、中の正方形が安定感をイメージ、…だそうです。

裏側には登録番号が刻印されていますので、転売や悪用が出来ないようになっています(笑)

ところで、この公認会計士バッジを普段から付けている人をほとんど見たことがありません。着用しているのは、日本公認会計士協会の役員をされている方だけといっても過言ではないでしょう。会計士が普段バッジを付けない理由には、①多くの会計士が監査法人で働いており、個々人が会計士であるとアピールする必要がない(サラリーマン意識が強い) ②同様に、クライアントが(いつも顔を合わす)企業の経営者や経理担当者であって、市井の人ではない ③独立したときは大抵税理士登録をしていて、税理士業がメインになっている 等々があると思います。

かく言う私も折角のバッジを着用する機会はほとんどありませんが、ハロー!会計で学校にお邪魔する際は付けてみようかなと、この文章を書きながら思ったところです。

ちなみに、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のえなり君は公認会計士になっていて、律儀にバッジを付けています。知る人ぞ知る公認会計士バッジですが、彼は公認会計士のアピールに一役買ってくれています。

今回はここまで。次回は税理士のバッジをご紹介します!

医療開業支援についてのご相談、医療法人設立・経営相談はこちら医療開業支援についてのご相談、医療法人設立・経営相談はこちら